牡蠣のカンカン焼ってご存知ですか?
『牡蠣小屋』と呼ばれる掘っ立て小屋ふうの建物で、牡蠣を自分の席でカンカンを直火で蒸し焼きにして頂く漁師料理のひとつです。
ぷりっぷりの牡蠣と冷え冷えのビールの相性は最高ですね。

そんな牡蠣のカンカン焼が牡蠣小屋に行かなくてもおうちで食べられるんですよ~!しかも意外と簡単。牡蠣小屋に行くより、リーズナブルに牡蠣のカンカン焼がお腹いっぱいたべられますよ。
毎年3月に牡蠣を食べる会と称してカンカン焼を行っていますが、1年分の牡蠣を1日で食べている気がします。
今回は自宅で簡単に出来る牡蠣のカンカン焼の作り方をご紹介します。
目次
用意するもの

屋外でも屋内でもどちらでも美味しく牡蠣のカンカン焼が出来ます。準備物も少なく、殻付きの牡蠣さえ手に入れられればすぐに始められますよ。
殻付き牡蠣

旬の時期はスーパー等でもみかけますが、殻が半分開かれているものではなくしっかり閉じた鮮度の良いものが良いです。
私は、大人5人で10Kgの牡蠣を用意しています。10人だったら20Kgですね。他に料理があるなら別ですが、これだけ用意すれば牡蠣でお腹を満たせます。
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カンカン

うちの缶。何年も同じ缶を使っているので年季が入っています;
一斗缶でも構いませんが、一気に蒸しあがってしまうのでよくおせんべい等が入っているカンカンがおすすめ。塗料が塗られていないものを選んでくださいね。
ガスコンロ
カンカンなのでIHは使えません。屋外で行う場合は風よけがついたカセットコンロが良いです。
軍手
牡蠣の殻は鋭利なものもあるのであったほうがベター。
牡蠣ナイフ
なくても良いですが、やはりあったほうが食べやすいです。一斗缶で牡蠣を買うとサービスで付けてくれるところもありますよ。
作り方
下準備として牡蠣の殻に付着している汚れを落とします。殻同士をこすり合わせたり、タワシを使ってもいいですね。
カンカンに牡蠣、水を入れ強火で10分加熱
牡蠣をカンカンいっぱいに入れて、水を100ccくらい入れます。その後強火で10分加熱!蓋はズラしてかぶせて下さいね。


その後、牡蠣の殻が開いてきたら食べられます。
レモンを絞っても良し!ネギも良し!!さらに網で焼くも良し!



まれに殻が開いてこない牡蠣があります。それは牡蠣ナイフで貝柱をはがすようにしてこじ開けて下さいね。

おすすめの薬味と調味料
レモン 小葱 ポン酢 もみじおろし 七味 大根おろし しょうゆ
最初は何もつけずに食べて、飽きてきたら、薬味を添えてみて下さいね!
ただ蒸し焼きにしただけでも潮の味がして激うまです!!
牡蠣のシーズン
今は冷凍ものが年中出回っていますが、やはり牡蠣にも旬は存在します。旬の時期の牡蠣は身が大きく味も濃厚です。栄養価も高く、出来れば旬の時期のものを頂きましょう。
真牡蠣
水揚げは10月~4月。その中でも3月~4月が身入りもよく、産卵期に入りうまみ成分が強くなる。
冬~初春が旬!3月~4月が超おすすめ!
岩牡蠣
水揚げは5月~9月。真牡蠣に比べて大きく、厚みがある。
夏が旬!BBQにもおすすめ!
まとめ:宅飲みの新定番!
我が家は、夫が苦手なのであまり食卓にあがらない牡蠣。なので、年1回のカンカン焼ではここぞとばかりに牡蠣を食べつくします。
意外と簡単ですぐに食べられる牡蠣のカンカン焼。
ぜひ、宅飲みの新定番にいかがでしょうか。
牡蠣を含む二枚貝にはノロウイルスが含まれている可能性があります。十分に加熱して食べるようにしましょう